関西で人気の丈六ラーメンを食べて社会福祉に役立てることを目的としたイベントに行ってきました。今回のイベントの売上金は全額社会福祉に役立てます。丈六ラーメンオーナーさんと関電ファシリティーズの毎年のコラボ企画です。趣旨に賛同して毎年参加させてもらっています。関西で人気の丈六ラーメンは行列ができるラーメン店です。この企画への参加者が多いので予約時間を決めて、その時間に会場に行くというシステムなので並ばなくても良いので時間を得した気分です。
またこの企画ではお店のメニューと違うラーメンの味を提供してくれます。今年は横浜家系風ラーメンでした。普段、お店で味わえない味を楽しめることも企画の人気の秘密です。スタッフの皆さんのお陰でおいしくいただきました。
小学校のPTA役員さんと懇談しました。いくつか時代が変わっていることを実感したことを記載します。
「授業を見学して驚いたことがあります。体育の授業です。体育の先生は昭和の時代と違い優しくなっているのです。そして実技の説明にYouTubeを使っていたのですね。走り方のお手本や競技の身体の使い方などは先生が見せてくれたのですが、今は教室にある大型モニターにYouTubeを流して説明しているのです。音楽の授業を見学した時も同じことがありました。ピアノ演奏の説明をYouTubeで流していたのです。これには驚きました。私の時の音楽の先生は自分でピアノを弾いてくれたのですが、今では動画で説明しているのですね。しかも小学校で撮影した動画ではなくて、普通に私たちが見ることができるYouTubeなのです。全ての小学校ではないと思いますが時代が変わったと思います。
まぁ先生も忙しいですし働き方改革で部活の先生が教師以外の人も増えているように、授業も工夫をすべきだと思いますが、何でもデジタルツールに頼ることは教育にとって良いことなのか、そうでないことなのか分からなくなります。先生がお手本を示してくれることや自分の言葉で説明をしてくれることで子ども達は魅せられると思いますが、まぁ、授業のあり方も変わったものです」という話です。
このような授業は初めて聴いたので流石に驚きました。時間短縮をしなければ働く時間が軽減できませんし、デジタルツールを活用することは効率的で肯定すべきことだと思います。但し、教育、生徒を教えるには愛情と心が必要です。説明の中に生徒を指導する心が込められていることが必要です。デジタルツールを、解説書を読むような形で進めることには違和感があります。
もうひとつが「授業でパソコンを使っているので自分で書くことがなくなっています。書かなければ覚えられないと思うのですが、鉛筆を使っている生徒がいないのですね。全てタッチパネルで進めていくので果たして覚えているのだろうか。書かなくて漢字は覚えられるのだろうかと思います」という意見です。
書かなければ覚えられないのは昭和世代です。今の世代の子ども達は書かなくても覚えられる能力を持っていると思いますが、小学校の時ぐらいは書くことも必要なのではと思います。これを認められないのは古い世代で、時代から遅れているのかも知れませんが、授業から時代の変化を感じました。
昭和が良くて今が良くないとは言っていませんが、世代によって感覚が違うことを受け入れる必要も感じました。但し、以前が良かったこともあると思うので、今日のように異なる世代の人が同じテーマで議論をすることが大事なことだと思いました。
最後に、ほぼ全ての業界、地方都市で人手不足が言われていますが、教師になりたい人が不足していることから、教育現場では教師も不足しているようです。


