活動報告・レポート
2025年12月4日(木)
議案の読み込み
議案の読み込み
県庁では昨日提案された議案の内容確認を行いました。今回は一般質問の予定はないので、建設委員会と行政改革・長期計画等に関する特別委員会での審査に時間をかけることになります。
特に特別委員会では策定している新しい「和歌山県総合計画」の提案があるので、時間をかけて内容を読んでいます。先の活動報告に記したように、和歌山県長期構想は2040年を展望したものであり、実施計画は2026年度〜2030年度までの5年間のあるべき姿を記したものです。
ここで社会変化の前提となる要素として、次の項目を掲げています。
- 人口減少・超高齢化
人口減少を避けられない条件と捉え、人口増加期につくられた社会・経済システムを、人口動態に適応したものへと再構築し、質的な強靱化を進めること。 - 地球温暖化
脱炭素・自然共生の早期実現を、産業の競争力や地域の価値そのものを高める要素と捉え、生活や産業における構造転換を進めること。 - デジタル活用の加速化
デジタル化を、単なる効率化の手段とせず、産業や地域の活性化、一人ひとりの幸福追求に欠かせない要素と捉え、積極的に取り入れて新たな価値創造を進めること。 - 共生社会の進展
多様な人々(女性や高齢者、障害のある人、性的少数者、外国人など)の活躍を、その人の幸福だけでなく、新しい価値やイノベーションを生む源泉と捉え、誰もが個性を生かして自分らしさを追求できる場所として選ばれる地となることを進めること。 - 行政間や官民の連携
県と市町村の二層性を柔軟に捉えるとともに、官民の協働が「公共」にイノベーションを生み、皆で共創する「公共」が持続的な公共を創るという考えへと移行を進め、行政のあり方を見直すこと。
これらの社会変化に対応して和歌山県の将来を築くための政策の柱は次の通りです。
- 海外の活力を取り込む
世界との結びつきを深め、多文化共生の社会を築くこと。 - 人への投資を強化する
子育てを応援し、多様な学びの場をつくり、能力や意欲に応じて個人の可能性を拡げること。 - 産業の創造力と生産性を高める
脱炭素先進県をめざし、地域の特性を活かした産業政策を進めること。 - つながりを拡げて、暮らしを守る
地域の魅力に磨きをかけ、県内外との交流と支え合いの力で暮らしを守ること。 - 誰にも居場所がある社会をつくる
柔軟な働き方やスポーツ、文化芸術活動などを通じて、自分らしさを発揮できる環境をつくること。 - 安全な社会基盤を築き、さまざまな脅威から命を守る
資源制約を乗り越え、災害や犯罪に対して強い地域をつくること。
以上が概要ですが、具体的項目は割愛しているため分かりにくいと思います。昨日から、特別委員会に向けて原案を読んでいるところです。
その他
- 日台の友好を深めるため、来春に和歌山市内で日台友好に関する講演会を計画しています。台東縣から来日してくれる陳さんが、戦後、台湾の復興に取り組んだ日本人の功績を講演してもらう予定です。今から準備に着手しています。
- 明日の「ふれあい食事会」の会場準備のお手伝いとリハーサルを行いました。夕方の体育館は冷え込みが厳しく「早く小学校の体育館に空調が必要」だと思いました。明日は約100名の方々が参加する予定なので、楽しんでもらえるよう全力で取り組みます。
- 明日予定している「懐メロ会年末懇親会」の準備のため会場を訪れました。
- 和歌山県の経済再生のための懇談を行いました。市内の4社を訪ねて、和歌山県に必要な施策について経営者と話し合いました。


