活動報告・レポート
2025年12月6日(土)
ONELYS wakayamaホームの試合
ONELYS wakayamaホームの試合
バスケットボールチーム ONELYS wakayamaの試合

和歌山県に拠点を置き活動しているバスケットボールチーム「ONELYS wakayama」の試合を観戦するためにノーリツアリーナで応援しました。試合相手は富士通レッドウルブズで、延長戦にもつれ込む熱戦でした。

「ONELYS wakayama」は2025-2026 SEASONからSB1リーグで戦っています。このSB1リーグは、日本最高峰のアマチュアバスケットボールリーグのことで、プロクラブのみが加盟するB3リーグの改編に伴い、アマチュアチームにとっての全国リーグがなくなったため、2024年に設立されています。「ONELYS wakayama」は2024-2025 SEASONはSB2リーグで戦い、見事全勝優勝をして入れ替え戦でも勝利したことから、今シーズンからSB1リーグに昇格しています。このリーグは企業クラブの強豪揃いで地域のクラブチームが昇格することは異例のことですが、このリーグ戦で健闘しています。

バスケットボールチーム ONELYS wakayamaの試合

本日の富士通との試合は第4クォーターの終盤までリードされる展開でした。途中、20点のリードを許し、「今日の試合は厳しいかな」と思っていたのですが、第4クォーターに入って猛追し、2点差で残り5秒のところまで来ました。ここで作戦タイムに入ったのですが「さすがに5秒で2点差を追いつくことは難しいのでは」と思っていましたが、奇跡のような2点シュートが決まり、第4クォーターの残り時間0秒で追いついたのです。猛攻撃にスタンドは「GO GO ONELYS」の声援で大きく揺れました。熱気あふれる声援の中、信じられないような同点シュートを放ちゴールを決めたのです。この時の歓声はプロスポーツならではの熱気でした。この熱気と背筋がゾクッとするような感動は、絶対にプロスポーツそのものです。

バスケットボールチーム ONELYS wakayamaの試合

5分の延長戦は3点シュートを決められたのですが、直ぐに追いつき逆転、リードを保ったまま残り時間がカウントされていきました。もう逃げ切れると思っていたのですが、残り時間がなくなりかけた時、逆転されてしまいます。この時の応援は凄まじく「ディーフェンス」「ディーフェンス」のコールがコートに響きました。逆転された時の「えーっ」の声は和歌山県のファンの心からの声で、プロスポーツの芽生えのように感じました。

それでも諦めることなく、最終で作戦タイムをとります。残り時間は0.5秒で時計が止まります。ONELYSのボールで最後のワンプレイとなりました。同点に追いつくにはワンプレイでゴールを決めなければなりません。選手がスローイングして味方にボールを渡し、ゴールを狙いますが無情にもリングを外れてしまい試合終了となります。

観客席での脱力感は試合で負けたことによるものですが、それでも最後まで諦めることなく戦ったチームに感動する方が強かったのです。感動する凄い試合を見せてくれました。昇格したリーグで強豪相手にこれだけ戦えたことに感動しますし、プロスポーツが根付くような兆しを感じました。プロスポーツが定着するには地元の応援と熱気が必要です。

バスケットボールチーム ONELYS wakayamaの試合

この試合のように、負けを覚悟した第4クォーターの残り時間わずかなところで同点に追いつき、延長戦で残り時間わずかのところまでリードしていたのに逆転されたこと。そして残り0.5秒で時計が止まり、試合再開後も諦めずにゴールを狙った姿はまさに感動でした。この試合を観戦して感動しなかった人はいなかったと思いますし、和歌山県とプロスポーツの希望を感じさせてくれました。

涙がこぼれそうなほどの素晴らしい感動を与えてくれたチームに感謝していますし、和歌山県全体で応援できるしくみを作りたいと思いました。チームと選手の皆さん、観客席の皆さんの応援力に感謝しています。

リュウゼツラン

リュウゼツランを発見しました。リュウゼツランは数十年をかけ成長し、生涯1度だけ花を咲かせて枯れてしまう植物です。メキシコが原産地と言われていますが、日本では30年から50年に一度開花するそうです。

この名前の由来は、肉厚で鋭いトゲのある大きな葉が竜の舌に似ていることから「竜舌蘭」と名付けられています。また数十年に一度しか開花しない珍しさから「センチュリープラント」とも呼ばれます。

私は過去に関西電力大阪発電所で一度観たことがあります。当時、大阪発電所を訪ねた時、「100年に一度だけ花が咲くと言われていて、一度咲いた後は枯れてしまいます。大阪発電所で花が咲いたところを見られたのは珍しく、100年に一度の幸運です」と説明があったと記憶しています。

リュウゼツラン

ここで観ると「あの時とおんなじ姿をしているし色も似ている」と思い「花が咲く直前の状態にあり、これは凄い」と思いました。周囲の木々に囲まれているので見逃してしまいそうですが、よく見ると8メートルぐらいの高さがあり、木の下にある全ての葉は、バラの花弁のようにシュート頂周辺の1ヶ所から放射状に重なり合って並ぶように見えています。

堤防をリュウゼツランのある場所まで約15分歩いたのですが、見た瞬間、感動しました。しかも緑の葉の中心部分がピンク色に変色していたので、開花が近い兆候にありました。調べてみたら、寒い時期の12月に咲くことは極めて珍しいようです。開花した後は1週間ほどだけ咲くようなので、是非とも咲いた花を見たいと思います。堤防を歩いてリュウゼツランのところに行く時間は期待感があり、和歌山市内の河川の堤防を歩くだけなのにワクワクしました。開花が楽しみです。

その他
  • 訪問した友人宅に古いステレオがあり、懐かしいLPとCDを聞かせてもらいました。大音量は迫力と感動がありました。大音量のスピーカーで音楽を聴いたのは久しぶりのことです。
  • 日台友好のための講演会の企画会議を行いました。来春、台湾台東縣から陳さんが和歌山市に来てくれて講演会を行ってくれることになりました。地元として日台の友好関係を強くするための企画を考えています。会議の途中、陳さんにも連絡を取りながら企画を進めています。