今夏、インターンシップに来てくれた大学生の中尾君が議会を訪ねてくれました。9月に最終のインターンシップを行って以来なので、3カ月ぶりになります。大学の後期に入ってからも「大阪で開催された国際大会の司会」を担当するなど活躍ぶりを聞いていたので、今日会って秋以降の活動歴を聞かせてもらいました。
「国際大会の司会はすべて英語で進行したので勉強になりました。テレビ局やスターバックスでのバイトも楽しくて充実しています。冬休みはヨーロッパに行こうと思っています」と話してくれました。予定している行先はパリとルクセンブルクなどだったので、パリの話で盛り上がりました。凱旋門からシャンゼリゼを通ってオルセー美術館に立ち寄り、ルーブルに行くとパリを感じることや、教科書で見たことのある絵画がずらりと並んでいるので感動することを話しました。その中でもモナ・リザは別格で「厳重にガラスで囲われている」ことや階段を登ったところにある、サモトラケ島のニケは絶対に見逃せないことなどを話しました。
彼は「印象派の絵画に興味がある」ということなので、パリでは美術館巡りを楽しむことになると思います。
今回の訪問都市を選定した理由は「友人がいるから」ということなので、大学外での交流や国際大会などに参加していることで友人が多いことからなので、活動領域を増やしていることは今後につながる良いことだと思いました。
またアメリカでの研修についての話が進展しました。スタンフォード大学と周辺企業での研修機会があるので推薦することを伝えました。この周辺企業とはグーグルやマイクロソフト、メタなどですが、大学生でありながらIT企業を起業している彼にとって勉強になると思います。全米はもちろんのこと世界中から起業を目指す人がやってくるシリコンバレーに行って話を聞くことが刺激になると思います。来年は4年生で「必要な単位はほぼ取得しています」ということなので、比較的自由時間がありそうですから、実現できるよう支援したいと思います。
インターンシップからわすが3カ月ですが、随分と成長していると感じました。勉学に、そして視野を広げるために、また社会経験を積むために今まで通りの活動を続けていくことを願っています。
最後に「また来ても良いですか。僕は来年の2月議会は傍聴に来ます」と話してくれました。インターンシップで伝えた議会日程を覚えてくれていることを嬉しく思いました。
台湾台東縣から和歌山県に来てくれる陳さんの講演会の企画会議を行いました。日時と会場は決定したので、スケジュールと内容を考えています。せっかく陳さんが来てくれるのだから「講演会だけではもったいないので、陳さんの歓迎と地元を台湾ムードで盛り上げる企画を考えよう」と協議を行っています。
まずは講演会場前にキッチンカーで台湾の食べ物を提供すること。併せて台湾茶を味わってもらうことを決めました。その横に舞台をつくり、歌と演武でイベントを盛り上げたいと考えています。もちろん和歌山県と台東縣の観光コーナーも設けて、観光交流の機会につなげていきます。
メインとなる陳さんの講演会のテーマである「菅宮勝太郎氏」に関する知識付与も事前に行う予定です。先人たちの親切な行為のお陰で、日本と台湾の友好関係が築かれて今に至っています。この比較的新しい近代史を知ることで、私たちの世代以降も日台の友好関係が継続できると思います。
来週の企画会議を開催して詳細を詰めていく予定です。実行委員会が企画会議で盛り上がっているので、今から来春が楽しみです。


